限界集落旅の名言

限界集落等の過疎地に住む人生の先輩方から「人生訓」を収集する旅

限界集落の旅-群馬県甘楽郡南牧村-『農業の達人の言葉』

この旅の目的:限界集落を旅して人生の先輩たちから、生きるために必要な名言・格言を集める。 日本一「幸齢者」が多い南牧村 村長さんに「農業の達人」がいると教えてもらい、役所でコピーしてもらった紙の地図を片手にお宅訪問をした。 斜面に作られた畑が…

過疎集落で古民家カフェをオープンする際の注意点

また記事を投稿し始めます。 コロナ以前の旅の内容なので、今は状況が違うかもしれません。 集落巡りをしているときに、古民家カフェで一服するのが楽しみだった。 工夫をこらした手作りの内装や、移住者と地元民との繋がりを感じたり、ワンポイントでアクセ…

限界集落の旅-群馬県甘楽郡南牧村-『日本一幸齢者が多い村』

群馬県に移住し牛乳配達に明け暮れながら『南牧村』に通っていた。※前にも一度書いた内容かもしれないが改めて書く。 ▼南牧村公式サイト▼ www.nanmoku.ne.jp 南牧村1 南牧村は日本一『幸齢者』が多い村だという。『幸齢者』とは書いて字の如く『幸せな高齢…

限界集落の旅-民泊がインターネットに勝った?話と地域おこし-

最近、滋賀県長浜市湖北の民泊『キシダハウス』のオーナーと話したときに良いなーと思った部分をメモ。コロナ禍でも色々取り組んでおられた。 ▼キシダハウスに宿泊したときの記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com ※限界集落旅で訪れたが、滋賀県長浜市湖北は…

限界集落の旅-群馬県で牛乳配達をする-

2019年の3月頃「ちょっと手伝ってくれ」といわれて、牛乳配達員になった。 乳製品の受け箱 というのも、僕に限界集落巡りを命じた牛乳配達会社社長の群馬支店で配達員が足りなくなったため、ちょうどいいから、当時20歳の社長の息子と一緒に群馬県に行ってく…

限界集落の旅-東京都西多摩区檜原村-一度、死のうとした人と知り合う

東京都西多摩檜原村の重要文化財『小林家住宅』のナビゲーターしている作家さんに『言葉』の楽しみ方を聞かせてもらった。その途中、作家さんの携帯電話が鳴った。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 小林家住宅から150m程山を下ったモノレール乗り…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村-作家さんに言葉の楽しみ方を聞く

2018年のある日、東京都西多摩郡檜原村の『小林家住宅』という重要文化財に訪れた。 この施設のナビゲーターをしてくれる人が作家さんで言葉にまつわる話を聞かせてくれた。 小林家住宅について 言葉の話 仮面ライダーの名乗り口上について 『言語空間』につ…

限界集落の旅-続、お世話になった方々にお土産を渡しに行く活動が難しい-

北海道の過疎集落を旅した後、集落旅でお世話になった人に北海道土産を持ってお礼に行った。これが今振り返ると、反省点の多い活動だった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 自給自足の一家 栃木県日光市の自給自足を研究している一家にも北海道…

限界集落の旅-お世話になった方々にお土産を渡しに行く活動-

2018年11月頃、北海道の集落旅から帰ってきた僕は本州の過疎集落でお世話になった方々に北海道土産を渡しに行く活動をしていた。当時は純粋な恩返しのための活動だと思っていたが、今思えば自分の罪滅ぼしの(そしてあわよくば好感度を上げる)ための活動だ…

限界集落の旅-北海道小樽市-北海道から東京に帰る

震災の後しばらく経って「戻ってきてもらわないと寂しいから」というメッセージが増富社長の部下の方から送られてきたため、北海道から東京に戻ることになった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 北海道から東京に帰還命令が出る 北海道で、でき…

限界集落の旅-北海道小樽市-旅用の『ホンダアクティ』エンジンブロー

北海道の限界集落巡りをしている時期に北海道胆振東部地震に被災した。 震災から数日しても食糧やガソリンなどはまだまだ不足しており、携帯電話の充電のためにイオンの各携帯キャリアの店には人だかりができていた。 それでも、飲食店はかなり営業を再開し…

限界集落の旅-北海道小樽市-北海道胆振東部地震に被災する

前回、北海道小樽市でホームパーティに呼ばれた後、北海道胆振東部地震に被災した。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 北海道胆振東部地震 北海道胆振東部地震の被害状況が少しずつ分かる 店に食べ物がない それでも出社している札幌市の知り合い …

限界集落の旅-北海道小樽市-頭の中の『ワル一休さん』が捻り出したエッチなトンチの話-

AIを農業に活用している農家を訪ねた頃から、T氏(同居人)の仕事の手伝いが忙しくなり集落巡りができなくなってきた。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 体力の限界 怪我をしまくる なぜかパーティに呼ばれる ■チャーミング紳士(60)オンナを語…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢市美流渡周辺-AIを操る農家の爺さんに会いに行く途中でウンチを漏らす

北海道岩見沢市の集落で害獣駆除を兼任するメロン農家のご主人に人生経験を聞かせていただいた後、日を改めて別の農家のご主人に話を伺うことにした。 ▼前回記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com ■AI系農家のご主人(68) 「農業の基本はヨーロッパ型農業。国…

限界集落の旅-北海道岩見沢市美流渡-獣害駆除をする農家の主人と会う

岩見沢市の美流渡集落辺りに獣害駆除をしている農家のお爺さんを訪ねた。 ■ブルーベリー畑 ■メロン農家の主人(78歳) -獣害への気持ち- 「3回失敗してもいいから。何か開ける」 「自殺する人は甲斐性なし。努力は死ぬためではなく生きるためにするもんだ」 …

限界集落の旅先で『この世は仮想現実じゃないか?』と思う瞬間

限界集落で『自分の人生論』を聞かせてくれる話好きの知恵者を探すときには、集落内を歩いている人に声をかけて教えてもらっている。役所で『村の知恵者』の居場所を聞くと『プライバシーを公表できない』のと『役所が〇〇さん(知恵者)を紹介した。△△さん…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢市-『ラーメン屋 一番』でパチンカーのおかみさんと出会う

北海道岩見沢市の『美流渡(みると)』で猟師さんのお宅を探していた。 害獣駆除をしている猟師さんならではの生き死にの感覚があるんじゃないだろうかと思って、集落の人から聞いたお家の位置を探しながらウロウロしていたのだが、お宅の場所がはっきりとわ…

限界集落の旅-北海道空知地区岩見沢市栗山町万字 -髪の毛の伸びる菊人形を祀られるお寺に訪問。

北海道岩見沢市には髪の毛の伸びる菊人形を祀ったお寺がある。是非、行ってみたいなぁ、ご住職のお話しを伺いたいなぁと思ったけど…邪な好奇心は良くない…と思ったけど…栗山町万字地域の『萬念寺』を訪れた。極力失礼のないように、当たり障りないようにお寺…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢市-脳梗塞から恢復した芸術家に会いに行く

2018年7月頃、日本の過疎集落を巡って北海道までやって来た。 岩見沢市の集落住む人生の先輩達はどんな人生訓を持っているのか聞いてきた。 芸術家で地域おこしを試みた地域 【髭爺さん(54)の話】 - 広告会社の仕事の何が気になったんですか - 髭爺さん…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢- 喫茶店『人生の途中』で生涯マスター(65歳)が語る仕事論

北海道空知地方岩見沢市の集落で『人生の途中』というカフェを見つけた。 青春丸出しの店名 店の外観 店内は木を基調とした温かな作り。フォークソングが流れ、壁には60~70年代くらいの写真が貼られ、頭にバンダナを巻きアンパンマンTシャツを着た店主が出…

限界集落の旅-北海道編-『岩見沢市の集落~自治会長に話を伺う』

北海道空知地方にある岩見沢市の集落を訪れた。この集落で出会ったお婆ちゃんの手引きで、地元の自治会長さんに人生論を伺うことになった。ありがたい、と感謝しつつ、お話を伺う日時になるまで集落内を散策してみることにした。 カフェを発見したが定休日 …

限界集落の旅-北海道編-『北海道での大阪人の扱い~岩見沢市の集落を散策して休業中の温泉を発見』

2018年の7月19日から北海道へ移り住んで過疎集落を旅していた。 祝津パノラマ展望台 関西人は北海道で3倍くらい面白くなるらしい 岩見沢の集落に到着 温泉を発見 旅のゾーン(?)に入る 関西人は北海道で3倍くらい面白くなるらしい 旅の無い日は北海道小…

限界集落の旅:北海道小樽~岩見沢編-まずは知人の社宅に転がり込む-

フェリーで北海道へ 平成最後の夏、2018年の7月から9月末まで北海道の小樽市に拠点を移し『岩見沢』という集落を巡っていた。フェリー『さんふらわあ』にホンダアクティと乗船し、茨城県の『大洗』から苫小牧の港まで19時間、波に揺られながら移動した。 フ…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村で標高600メートルにあるスナックに行った-

東京西多摩郡の檜原村には『檜原烏骨鶏ラーメン』という名物がある。 「檜原烏骨鶏ってなんですか」と村の人に質問したところ、 「実はまだ食べたことがないんだ」と答えが返ってきた。 村おこしのために作られたものの、販売期間が短すぎたり、作って間もな…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村の居酒屋さんで酔っ払いに絡まれた話(2)-

東京都西多摩郡の『檜原村』にある居酒屋さんで酔っ払ったオヤジ様に絡まれて、熱い人生論を説いていただいた。今回はお店の中で比較的に酔いが浅い方が語った人生論をまとめてみました。 ▼酔っ払いの熱い人生論▼ genkaishuraku.hatenablog.com 僕が村の人達…

限界集落を旅して知ったこと-SNS無くても炎上はするらしい-

ある集落でしばらく喋った人から言われたことがある。 「自分がこんなこと言っていたなんて周りの家の人に知られたら良くないから書かないでくれ」 古き良き日本の姿が残る地方の集落を旅しつつ、人生の先輩たちから人生論や格言を聞いて、ブログやインスタ…

限界集落の旅-東京都西多摩区檜原村の居酒屋さんにて(いい意味で)絡まれた話-

東京都の村『檜原村』の『人里(へんぼり)』集落でいろんな人生の先輩方に勝手にインタビューをして人生論や格言を聞いて回っていた。 ▼前回は隙あらばオヤジギャグを挟み込んでくる宮大工さんにお話を伺った▼ genkaishuraku.hatenablog.com 人里のゲストハ…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村で宮大工さんに仕事論を聞く(2)-

東京都西多摩区にある『檜原村』で宮大工の爺ちゃんに突撃インタビュー。仕事論を聞いた。話が進むにつれて、この爺ちゃん、真面目で職人気質な格言の間にオヤジギャグを挟んできてはツッコミを待つ、ひょうきんな爺ちゃんだということがわかった。 ▼宮大工…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村で宮大工さんの仕事論を聴く(1)-

2018年の春から初夏にかけて、東京都の『檜原村』でいろんな人の人生論を聴いて回っていた。この時は檜原村の南部にある『人里(へんぼり)』という集落で情報収集をしていた。人里の『五社神社』で「この村にやってまいりました者です。よろしくお願い申し…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村のご住職に人生観を聴いたらホッとすることを言われた-

東京にも村がある。上京したら行ってみたいと思っていた東京都の村『檜原村』に向かった(2018年春)。ここに住む人生の先輩方に『人生とは何ぞや』と質問しに行った。※『檜原村』は都心から西に向かって進みんだ西多摩に位置する人口2000人程度の村である。…