限界集落の旅
群馬県に移住し牛乳配達に明け暮れながら『南牧村』に通っていた。※前にも一度書いた内容かもしれないが改めて書く。 ▼南牧村公式サイト▼ www.nanmoku.ne.jp 南牧村1 南牧村は日本一『幸齢者』が多い村だという。『幸齢者』とは書いて字の如く『幸せな高齢…
最近、滋賀県長浜市湖北の民泊『キシダハウス』のオーナーと話したときに良いなーと思った部分をメモ。コロナ禍でも色々取り組んでおられた。 ▼キシダハウスに宿泊したときの記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com ※限界集落旅で訪れたが、滋賀県長浜市湖北は…
東京都西多摩檜原村の重要文化財『小林家住宅』のナビゲーターしている作家さんに『言葉』の楽しみ方を聞かせてもらった。その途中、作家さんの携帯電話が鳴った。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 小林家住宅から150m程山を下ったモノレール乗り…
2018年のある日、東京都西多摩郡檜原村の『小林家住宅』という重要文化財に訪れた。 この施設のナビゲーターをしてくれる人が作家さんで言葉にまつわる話を聞かせてくれた。 小林家住宅について 言葉の話 仮面ライダーの名乗り口上について 『言語空間』につ…
北海道の過疎集落を旅した後、集落旅でお世話になった人に北海道土産を持ってお礼に行った。これが今振り返ると、反省点の多い活動だった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 自給自足の一家 栃木県日光市の自給自足を研究している一家にも北海道…
2018年11月頃、北海道の集落旅から帰ってきた僕は本州の過疎集落でお世話になった方々に北海道土産を渡しに行く活動をしていた。当時は純粋な恩返しのための活動だと思っていたが、今思えば自分の罪滅ぼしの(そしてあわよくば好感度を上げる)ための活動だ…
前回、北海道小樽市でホームパーティに呼ばれた後、北海道胆振東部地震に被災した。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 北海道胆振東部地震 北海道胆振東部地震の被害状況が少しずつ分かる 店に食べ物がない それでも出社している札幌市の知り合い …
北海道岩見沢市の集落で害獣駆除を兼任するメロン農家のご主人に人生経験を聞かせていただいた後、日を改めて別の農家のご主人に話を伺うことにした。 ▼前回記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com ■AI系農家のご主人(68) 「農業の基本はヨーロッパ型農業。国…
岩見沢市の美流渡集落辺りに獣害駆除をしている農家のお爺さんを訪ねた。 ■ブルーベリー畑 ■メロン農家の主人(78歳) -獣害への気持ち- 「3回失敗してもいいから。何か開ける」 「自殺する人は甲斐性なし。努力は死ぬためではなく生きるためにするもんだ」 …
北海道岩見沢市の『美流渡(みると)』で猟師さんのお宅を探していた。 害獣駆除をしている猟師さんならではの生き死にの感覚があるんじゃないだろうかと思って、集落の人から聞いたお家の位置を探しながらウロウロしていたのだが、お宅の場所がはっきりとわ…
北海道岩見沢市には髪の毛の伸びる菊人形を祀ったお寺がある。是非、行ってみたいなぁ、ご住職のお話しを伺いたいなぁと思ったけど…邪な好奇心は良くない…と思ったけど…栗山町万字地域の『萬念寺』を訪れた。極力失礼のないように、当たり障りないようにお寺…
2018年7月頃、日本の過疎集落を巡って北海道までやって来た。 岩見沢市の集落住む人生の先輩達はどんな人生訓を持っているのか聞いてきた。 芸術家で地域おこしを試みた地域 【髭爺さん(54)の話】 - 広告会社の仕事の何が気になったんですか - 髭爺さん…
北海道空知地方岩見沢市の集落で『人生の途中』というカフェを見つけた。 青春丸出しの店名 店の外観 店内は木を基調とした温かな作り。フォークソングが流れ、壁には60~70年代くらいの写真が貼られ、頭にバンダナを巻きアンパンマンTシャツを着た店主が出…
北海道空知地方にある岩見沢市の集落を訪れた。この集落で出会ったお婆ちゃんの手引きで、地元の自治会長さんに人生論を伺うことになった。ありがたい、と感謝しつつ、お話を伺う日時になるまで集落内を散策してみることにした。 カフェを発見したが定休日 …
2018年の7月19日から北海道へ移り住んで過疎集落を旅していた。 祝津パノラマ展望台 関西人は北海道で3倍くらい面白くなるらしい 岩見沢の集落に到着 温泉を発見 旅のゾーン(?)に入る 関西人は北海道で3倍くらい面白くなるらしい 旅の無い日は北海道小…
フェリーで北海道へ 平成最後の夏、2018年の7月から9月末まで北海道の小樽市に拠点を移し『岩見沢』という集落を巡っていた。フェリー『さんふらわあ』にホンダアクティと乗船し、茨城県の『大洗』から苫小牧の港まで19時間、波に揺られながら移動した。 フ…
東京都西多摩区にある『檜原村』で宮大工の爺ちゃんに突撃インタビュー。仕事論を聞いた。話が進むにつれて、この爺ちゃん、真面目で職人気質な格言の間にオヤジギャグを挟んできてはツッコミを待つ、ひょうきんな爺ちゃんだということがわかった。 ▼宮大工…
2018年の春から初夏にかけて、東京都の『檜原村』でいろんな人の人生論を聴いて回っていた。この時は檜原村の南部にある『人里(へんぼり)』という集落で情報収集をしていた。人里の『五社神社』で「この村にやってまいりました者です。よろしくお願い申し…
東京にも村がある。上京したら行ってみたいと思っていた東京都の村『檜原村』に向かった(2018年春)。ここに住む人生の先輩方に『人生とは何ぞや』と質問しに行った。※『檜原村』は都心から西に向かって進みんだ西多摩に位置する人口2000人程度の村である。…
前回の続き:東京の街中にある限界集落『多摩ニュータウン』の愛宕地区を徘徊し、道行く人生の先輩方にインタビューを行ってみた。競馬好きのお爺ちゃん85歳やハキハキした92歳のお祖母ちゃん、ガテン系な82歳(推定)のお爺ちゃんに話を聴いた。戦争体験者…
東京の街中にも限界集落がある。 ジブリ映画『耳をすませば』の主人公『雫』が住む街のモデルになった多摩ニュータウンの愛宕地区(あたご)は限界団地と呼ばれる集合住宅もその一つで、高齢化に拍車がかかっている。限界集落化の理由は高度経済成長期に同世…
栃木県の日光市の中三依という集落で、自治会長さんや自給自足の家族、カフェを経営するガタイのいいお爺さんに『人生の格言』を聴いてきた。こうした旅の合間に寄った飲食店のオヤジから『珍味』と『名言』を頂いた。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablo…
前回、栃木県日光市中三依の自治会長さんに『勉強=勉学ではない』と格言を聴いた後、自給自足をしている家族がいると教えてもらい、そのお宅へ向かった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 渓流釣りのポイントの近くに、小学校の校庭を半分くらい…
【前回の記事】栃木県塩谷町の『道の駅 湧水の郷しおや』で車中泊をした。 ▼目次▼ 車中泊での試み 『松や食堂』で自治会長さんの格言を聴く 「本を読むのは良いぞ~。自分の知らないことを疑似体験できる。この疑似体験は未来の判断になる。初めは漫画でもい…
前回、栃木県日光市中三依集落にある『山の幸直売センター』を運営するご夫婦の元を訪れ『隠れキリシタンが隠れていた証拠』を教えてもらった後、同集落の『男鹿の湯』に訪れた。ここは温泉フリークのための温泉施設だった。 ▼男鹿の湯▼ www.nakamiyori.com …
前回、ホンダのアクティを乗り回し、限界集落の旅で栃木県日光市中三依にたどり着いた。集落を散策後、四季温泉から『道の駅日光』での車中泊。 目次 車中泊失敗で疲れ切る 『ぎゃらりーカフェ扇屋』と店主の格言 『陶芸は手で見る』 『言葉は伝わらなくとも…
2018年の4月に京都から東京に引っ越して限界集落の旅東日本編を始めた。 まずは栃木県日光市の中三依という集落に向かった。 この当時住んでいた東京都の板橋区から出発して約2時間半。 【目次】 中三依散策 黒部温泉 元湯 四季の湯 露天風呂で出会っ…
今回は2018年に体験したプチWWOOFerのお話ですがその前に身の上話です。 2018年の4月から東京に住み始めた。 自分の身の回りで諸々、事情があり、4年間程生活していた京都を離れる必要があったため『限界集落の旅-東日本編-』を始める良いきかっけだと思いと…
2018年3月頃 この日、限界集落旅は絶不調だった。 ある集落に訪れて現地の人に話しかけたものの、ことごとく話を断られた。ある人には、不審がられて少し怒られたり、またある人には、君が何を言っているかわからんから他を当たってくれ、といわれたり…
限界集落の旅で、どこを訪れても獣害の話を聞く。 たいていは『鹿』『猪』『猿』『熊』などがメインである(他にも『猫』とか『ハクビシン』『テン』等)。旅の途中に聴いたトリッキーな獣害(猿)をまとめてみた。 猿の獣害 猿の技『岩落とし』 猿の技『ま…