限界集落旅の名言

限界集落等の過疎地に住む人生の先輩方から「人生訓」を収集する旅

2019-01-01から1年間の記事一覧

限界集落の旅先で『この世は仮想現実じゃないか?』と思う瞬間

限界集落で『自分の人生論』を聞かせてくれる話好きの知恵者を探すときには、集落内を歩いている人に声をかけて教えてもらっている。役所で『村の知恵者』の居場所を聞くと『プライバシーを公表できない』のと『役所が〇〇さん(知恵者)を紹介した。△△さん…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢市-『ラーメン屋 一番』でパチンカーのおかみさんと出会う

北海道岩見沢市の『美流渡(みると)』で猟師さんのお宅を探していた。 害獣駆除をしている猟師さんならではの生き死にの感覚があるんじゃないだろうかと思って、集落の人から聞いたお家の位置を探しながらウロウロしていたのだが、お宅の場所がはっきりとわ…

限界集落の旅-北海道空知地区岩見沢市栗山町万字 -髪の毛の伸びる菊人形を祀られるお寺に訪問。

北海道岩見沢市には髪の毛の伸びる菊人形を祀ったお寺がある。是非、行ってみたいなぁ、ご住職のお話しを伺いたいなぁと思ったけど…邪な好奇心は良くない…と思ったけど…栗山町万字地域の『萬念寺』を訪れた。極力失礼のないように、当たり障りないようにお寺…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢市-脳梗塞から恢復した芸術家に会いに行く

2018年7月頃、日本の過疎集落を巡って北海道までやって来た。 岩見沢市の集落住む人生の先輩達はどんな人生訓を持っているのか聞いてきた。 芸術家で地域おこしを試みた地域 【髭爺さん(54)の話】 - 広告会社の仕事の何が気になったんですか - 髭爺さん…

限界集落の旅-北海道空知地方岩見沢- 喫茶店『人生の途中』で生涯マスター(65歳)が語る仕事論

北海道空知地方岩見沢市の集落で『人生の途中』というカフェを見つけた。 青春丸出しの店名 店の外観 店内は木を基調とした温かな作り。フォークソングが流れ、壁には60~70年代くらいの写真が貼られ、頭にバンダナを巻きアンパンマンTシャツを着た店主が出…

限界集落の旅-北海道編-『岩見沢市の集落~自治会長に話を伺う』

北海道空知地方にある岩見沢市の集落を訪れた。この集落で出会ったお婆ちゃんの手引きで、地元の自治会長さんに人生論を伺うことになった。ありがたい、と感謝しつつ、お話を伺う日時になるまで集落内を散策してみることにした。 カフェを発見したが定休日 …

限界集落の旅-北海道編-『北海道での大阪人の扱い~岩見沢市の集落を散策して休業中の温泉を発見』

2018年の7月19日から北海道へ移り住んで過疎集落を旅していた。 祝津パノラマ展望台 関西人は北海道で3倍くらい面白くなるらしい 岩見沢の集落に到着 温泉を発見 旅のゾーン(?)に入る 関西人は北海道で3倍くらい面白くなるらしい 旅の無い日は北海道小…

限界集落の旅:北海道小樽~岩見沢編-まずは知人の社宅に転がり込む-

フェリーで北海道へ 平成最後の夏、2018年の7月から9月末まで北海道の小樽市に拠点を移し『岩見沢』という集落を巡っていた。フェリー『さんふらわあ』にホンダアクティと乗船し、茨城県の『大洗』から苫小牧の港まで19時間、波に揺られながら移動した。 フ…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村で標高600メートルにあるスナックに行った-

東京西多摩郡の檜原村には『檜原烏骨鶏ラーメン』という名物がある。 「檜原烏骨鶏ってなんですか」と村の人に質問したところ、 「実はまだ食べたことがないんだ」と答えが返ってきた。 村おこしのために作られたものの、販売期間が短すぎたり、作って間もな…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村の居酒屋さんで酔っ払いに絡まれた話(2)-

東京都西多摩郡の『檜原村』にある居酒屋さんで酔っ払ったオヤジ様に絡まれて、熱い人生論を説いていただいた。今回はお店の中で比較的に酔いが浅い方が語った人生論をまとめてみました。 ▼酔っ払いの熱い人生論▼ genkaishuraku.hatenablog.com 僕が村の人達…

限界集落を旅して知ったこと-SNS無くても炎上はするらしい-

ある集落でしばらく喋った人から言われたことがある。 「自分がこんなこと言っていたなんて周りの家の人に知られたら良くないから書かないでくれ」 古き良き日本の姿が残る地方の集落を旅しつつ、人生の先輩たちから人生論や格言を聞いて、ブログやインスタ…

限界集落の旅-東京都西多摩区檜原村の居酒屋さんにて(いい意味で)絡まれた話-

東京都の村『檜原村』の『人里(へんぼり)』集落でいろんな人生の先輩方に勝手にインタビューをして人生論や格言を聞いて回っていた。 ▼前回は隙あらばオヤジギャグを挟み込んでくる宮大工さんにお話を伺った▼ genkaishuraku.hatenablog.com 人里のゲストハ…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村で宮大工さんに仕事論を聞く(2)-

東京都西多摩区にある『檜原村』で宮大工の爺ちゃんに突撃インタビュー。仕事論を聞いた。話が進むにつれて、この爺ちゃん、真面目で職人気質な格言の間にオヤジギャグを挟んできてはツッコミを待つ、ひょうきんな爺ちゃんだということがわかった。 ▼宮大工…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村で宮大工さんの仕事論を聴く(1)-

2018年の春から初夏にかけて、東京都の『檜原村』でいろんな人の人生論を聴いて回っていた。この時は檜原村の南部にある『人里(へんぼり)』という集落で情報収集をしていた。人里の『五社神社』で「この村にやってまいりました者です。よろしくお願い申し…

限界集落の旅-東京都西多摩郡檜原村のご住職に人生観を聴いたらホッとすることを言われた-

東京にも村がある。上京したら行ってみたいと思っていた東京都の村『檜原村』に向かった(2018年春)。ここに住む人生の先輩方に『人生とは何ぞや』と質問しに行った。※『檜原村』は都心から西に向かって進みんだ西多摩に位置する人口2000人程度の村である。…

限界集落の旅-街中の限界集落『多摩ニュータウン』の人たちに人生とは何ぞやインタビューした(2)-

前回の続き:東京の街中にある限界集落『多摩ニュータウン』の愛宕地区を徘徊し、道行く人生の先輩方にインタビューを行ってみた。競馬好きのお爺ちゃん85歳やハキハキした92歳のお祖母ちゃん、ガテン系な82歳(推定)のお爺ちゃんに話を聴いた。戦争体験者…

限界集落の旅-街中の限界集落『多摩ニュータウン』の人たちに人生とは何ぞやをインタビューした(1)-

東京の街中にも限界集落がある。 ジブリ映画『耳をすませば』の主人公『雫』が住む街のモデルになった多摩ニュータウンの愛宕地区(あたご)は限界団地と呼ばれる集合住宅もその一つで、高齢化に拍車がかかっている。限界集落化の理由は高度経済成長期に同世…

限界集落の旅-栃木県日光市の串焼き屋で対物事故を起こした-

栃木県日光市の限界集落に人生の先輩にこれまでの人生経験や生きるための知恵などを聴いて回った。夜も更けてきたので何か食べてから帰ろうと思い、 日光市の串焼き屋に立ち寄った。 10台くらい停められる駐車場に入りバックで駐車しようと開いてるスペース…

限界集落の旅『栃木県日光市日向(旧栗山村)』-マムシの旨みを教えてくれた和食屋-

栃木県の日光市の中三依という集落で、自治会長さんや自給自足の家族、カフェを経営するガタイのいいお爺さんに『人生の格言』を聴いてきた。こうした旅の合間に寄った飲食店のオヤジから『珍味』と『名言』を頂いた。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablo…

限界集落の旅『栃木県日光市中三依』-自給自足の研究で人類の可能性を探る人の格言を聴く-

前回、栃木県日光市中三依の自治会長さんに『勉強=勉学ではない』と格言を聴いた後、自給自足をしている家族がいると教えてもらい、そのお宅へ向かった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 渓流釣りのポイントの近くに、小学校の校庭を半分くらい…

限界集落の旅『栃木県日光市中三依』-自治会長さんの格言『勉強=勉学ではない』から語感の違いについて-

【前回の記事】栃木県塩谷町の『道の駅 湧水の郷しおや』で車中泊をした。 ▼目次▼ 車中泊での試み 『松や食堂』で自治会長さんの格言を聴く 「本を読むのは良いぞ~。自分の知らないことを疑似体験できる。この疑似体験は未来の判断になる。初めは漫画でもい…

限界集落の旅『栃木県日光市中三依集落』-全国1,000件の温泉を巡った温泉フリーク女将に会う-

前回、栃木県日光市中三依集落にある『山の幸直売センター』を運営するご夫婦の元を訪れ『隠れキリシタンが隠れていた証拠』を教えてもらった後、同集落の『男鹿の湯』に訪れた。ここは温泉フリークのための温泉施設だった。 ▼男鹿の湯▼ www.nakamiyori.com …

限界集落の旅-栃木県日光市中三依集落で隠れキリシタンの痕跡を見つけた-

前回、ホンダのアクティを乗り回し、限界集落の旅で栃木県日光市中三依にたどり着いた。集落を散策後、四季温泉から『道の駅日光』での車中泊。 目次 車中泊失敗で疲れ切る 『ぎゃらりーカフェ扇屋』と店主の格言 『陶芸は手で見る』 『言葉は伝わらなくとも…

限界集落の旅-栃木県日光市編『黒部温泉 元湯 四季の湯』入浴中の住宅営業マンに部下との接し方を聴いた-

2018年の4月に京都から東京に引っ越して限界集落の旅東日本編を始めた。 まずは栃木県日光市の中三依という集落に向かった。 この当時住んでいた東京都の板橋区から出発して約2時間半。 【目次】 中三依散策 黒部温泉 元湯 四季の湯 露天風呂で出会っ…

限界集落の旅-栃木県日光市中三依集落の自給自足研究家のお宅でWWOOFer体験を通じて知ったこと-

今回は2018年に体験したプチWWOOFerのお話ですがその前に身の上話です。 2018年の4月から東京に住み始めた。 自分の身の回りで諸々、事情があり、4年間程生活していた京都を離れる必要があったため『限界集落の旅-東日本編-』を始める良いきかっけだと思いと…

限界集落の旅-福井県越前市某集落の『守り神』みたいなお爺さんが村を捨てない理由を聞いた話-

2018年3月頃 この日、限界集落旅は絶不調だった。 ある集落に訪れて現地の人に話しかけたものの、ことごとく話を断られた。ある人には、不審がられて少し怒られたり、またある人には、君が何を言っているかわからんから他を当たってくれ、といわれたり…

トリッキーな獣害-サル編まとめ-

限界集落の旅で、どこを訪れても獣害の話を聞く。 たいていは『鹿』『猪』『猿』『熊』などがメインである(他にも『猫』とか『ハクビシン』『テン』等)。旅の途中に聴いたトリッキーな獣害(猿)をまとめてみた。 猿の獣害 猿の技『岩落とし』 猿の技『ま…

限界集落の旅2019-岐阜県の宿『樹庵』オヤジ様の名言と徳山ダム-

前回までのあらすじ:滋賀県の杉野にある集落で『教育』『教養』についての名言を聴いた後、土蔵鉱山で雪化粧をした廃墟を見学。寒さのため足元からキンキンに冷えた。体を恢復させるため車中泊ではなく宿に泊まろうと『樹庵』という小学校を改造した宿舎に…

限界集落の旅2019-滋賀県の廃墟『土倉鉱山』雪まみれ-

前回からの続き:東京から滋賀県に向かう道中の静岡県で車中泊をしたものの、忘れ物をして東京に逆戻りする羽目になった。忘れ物を取り、改めて滋賀県を目指した。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 朝から東京の高速道路は混んでいた スーパーホ…

限界集落の旅-静岡県の道の駅で本格的に車中泊をした話-

ホンダのアクティ(車中泊仕様)での寝心地は如何なものか…? 『車中泊を快適に行いたい』 ▼アクティを車中泊仕様にする動画▼ ▼アクティ改造の流れ(ブログ版)▼ 【シェードづくり】 【床の断熱】 【持ち込んだその他装備】 車中泊へ出発 今回の旅の経路 川根…