限界集落旅の名言

限界集落等の過疎地に住む人生の先輩方から「人生訓」を収集する旅

限界集落の旅-街中の限界集落『多摩ニュータウン』の人たちに人生とは何ぞやインタビューした(2)-

前回の続き:東京の街中にある限界集落『多摩ニュータウン』の愛宕地区を徘徊し、道行く人生の先輩方にインタビューを行ってみた。競馬好きのお爺ちゃん85歳やハキハキした92歳のお祖母ちゃん、ガテン系な82歳(推定)のお爺ちゃんに話を聴いた。戦争体験者…

限界集落の旅-街中の限界集落『多摩ニュータウン』の人たちに人生とは何ぞやをインタビューした(1)-

東京の街中にも限界集落がある。 ジブリ映画『耳をすませば』の主人公『雫』が住む街のモデルになった多摩ニュータウンの愛宕地区(あたご)は限界団地と呼ばれる集合住宅もその一つで、高齢化に拍車がかかっている。限界集落化の理由は高度経済成長期に同世…

限界集落の旅-栃木県日光市の串焼き屋で対物事故を起こした-

栃木県日光市の限界集落に人生の先輩にこれまでの人生経験や生きるための知恵などを聴いて回った。夜も更けてきたので何か食べてから帰ろうと思い、 日光市の串焼き屋に立ち寄った。 10台くらい停められる駐車場に入りバックで駐車しようと開いてるスペース…

限界集落の旅『栃木県日光市日向(旧栗山村)』-マムシの旨みを教えてくれた和食屋-

栃木県の日光市の中三依という集落で、自治会長さんや自給自足の家族、カフェを経営するガタイのいいお爺さんに『人生の格言』を聴いてきた。こうした旅の合間に寄った飲食店のオヤジから『珍味』と『名言』を頂いた。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablo…

限界集落の旅『栃木県日光市中三依』-自給自足の研究で人類の可能性を探る人の格言を聴く-

前回、栃木県日光市中三依の自治会長さんに『勉強=勉学ではない』と格言を聴いた後、自給自足をしている家族がいると教えてもらい、そのお宅へ向かった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 渓流釣りのポイントの近くに、小学校の校庭を半分くらい…

限界集落の旅『栃木県日光市中三依』-自治会長さんの格言『勉強=勉学ではない』から語感の違いについて-

【前回の記事】栃木県塩谷町の『道の駅 湧水の郷しおや』で車中泊をした。 ▼目次▼ 車中泊での試み 『松や食堂』で自治会長さんの格言を聴く 「本を読むのは良いぞ~。自分の知らないことを疑似体験できる。この疑似体験は未来の判断になる。初めは漫画でもい…

限界集落の旅『栃木県日光市中三依集落』-全国1,000件の温泉を巡った温泉フリーク女将に会う-

前回、栃木県日光市中三依集落にある『山の幸直売センター』を運営するご夫婦の元を訪れ『隠れキリシタンが隠れていた証拠』を教えてもらった後、同集落の『男鹿の湯』に訪れた。ここは温泉フリークのための温泉施設だった。 ▼男鹿の湯▼ www.nakamiyori.com …

限界集落の旅-栃木県日光市中三依集落で隠れキリシタンの痕跡を見つけた-

前回、ホンダのアクティを乗り回し、限界集落の旅で栃木県日光市中三依にたどり着いた。集落を散策後、四季温泉から『道の駅日光』での車中泊。 目次 車中泊失敗で疲れ切る 『ぎゃらりーカフェ扇屋』と店主の格言 『陶芸は手で見る』 『言葉は伝わらなくとも…

限界集落の旅-栃木県日光市編『黒部温泉 元湯 四季の湯』入浴中の住宅営業マンに部下との接し方を聴いた-

2018年の4月に京都から東京に引っ越して限界集落の旅東日本編を始めた。 まずは栃木県日光市の中三依という集落に向かった。 この当時住んでいた東京都の板橋区から出発して約2時間半。 【目次】 中三依散策 黒部温泉 元湯 四季の湯 露天風呂で出会っ…

限界集落の旅-栃木県日光市中三依集落の自給自足研究家のお宅でWWOOFer体験を通じて知ったこと-

今回は2018年に体験したプチWWOOFerのお話ですがその前に身の上話です。 2018年の4月から東京に住み始めた。 自分の身の回りで諸々、事情があり、4年間程生活していた京都を離れる必要があったため『限界集落の旅-東日本編-』を始める良いきかっけだと思いと…

限界集落の旅-福井県越前市某集落の『守り神』みたいなお爺さんが村を捨てない理由を聞いた話-

2018年3月頃 この日、限界集落旅は絶不調だった。 ある集落に訪れて現地の人に話しかけたものの、ことごとく話を断られた。ある人には、不審がられて少し怒られたり、またある人には、君が何を言っているかわからんから他を当たってくれ、といわれたり…

トリッキーな獣害-サル編まとめ-

限界集落の旅で、どこを訪れても獣害の話を聞く。 たいていは『鹿』『猪』『猿』『熊』などがメインである(他にも『猫』とか『ハクビシン』『テン』等)。旅の途中に聴いたトリッキーな獣害(猿)をまとめてみた。 猿の獣害 猿の技『岩落とし』 猿の技『ま…

限界集落の旅2019-岐阜県の宿『樹庵』オヤジ様の名言と徳山ダム-

前回までのあらすじ:滋賀県の杉野にある集落で『教育』『教養』についての名言を聴いた後、土蔵鉱山で雪化粧をした廃墟を見学。寒さのため足元からキンキンに冷えた。体を恢復させるため車中泊ではなく宿に泊まろうと『樹庵』という小学校を改造した宿舎に…

限界集落の旅2019-滋賀県の廃墟『土倉鉱山』雪まみれ-

前回からの続き:東京から滋賀県に向かう道中の静岡県で車中泊をしたものの、忘れ物をして東京に逆戻りする羽目になった。忘れ物を取り、改めて滋賀県を目指した。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 朝から東京の高速道路は混んでいた スーパーホ…

限界集落の旅-静岡県の道の駅で本格的に車中泊をした話-

ホンダのアクティ(車中泊仕様)での寝心地は如何なものか…? 『車中泊を快適に行いたい』 ▼アクティを車中泊仕様にする動画▼ ▼アクティ改造の流れ(ブログ版)▼ 【シェードづくり】 【床の断熱】 【持ち込んだその他装備】 車中泊へ出発 今回の旅の経路 川根…

限界集落の旅 - 徳島県美馬郡つるぎ町編(3)『手間替え』と『同じ釜の飯』の効果-

前回までの続き:徳島県美馬郡つるぎ町にある地蔵寺というお寺でご住職から、人とはなんどや、人生とはなんぞや?ということを聴いて勇気が湧いた僕は、ご住職の勧めで、物知りなガソリンスタンドのオーナーに会いに行った。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hat…

限界集落の旅 - 徳島県美馬郡つるぎ町編(2)地蔵寺でありがたい話を聴く -

前回からの続き:徳島県美馬郡つるぎ町を訪れた僕は初めての車中泊をした。外気温は4℃。深夜になるにつれてどんどん温度が下がる山中で果たして無事に過ごせたのか。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com お婆さんの格言集 「この歳になってようやく…

限界集落の旅 - 徳島県美馬郡つるぎ町編(1)奇跡の水質の温泉に入る -

前回までの続き:鳥取県智頭町板井原集落で物思いにふけった。2018年の3月頃、次の目的地は徳島県美馬郡のつるぎ町に決めた。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com ▼目次▼ つるぎ山系について 徳島県美馬郡つるぎ町 阿波忌部(あわいんべ)の地 トリ…

限界集落の旅-鳥取県智頭町板井原集落でインタビューが上手くいかない-

前回からの続き:大阪府の千早赤阪村や和歌山県の北山村に行き、人のやさしさに触れて少しずつ自分の気持ちが前向きになっているのを感じ始めた僕は鳥取県の智頭町にある板井原集落に向かっていた。しかし旅を続けるうちに何か自分の内部に淀みのようなもの…

限界集落の旅-和歌山県東牟婁郡北山村で500円貰った話-

前回までの続き:千早赤阪村の高齢者イベントで和歌山県に、じゃばらという珍しい柑橘類で村おこしをしている限界集落があると聞いた僕は東牟婁郡(ひがしむろぐん)の「北山村」に向かった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 緊張しながら和歌山…

限界集落の旅-千早赤阪村編 元校長先生に教育の何たるかを聞く-

前回までの続き:僕は千早赤阪村の二河原邊集落で地元歌手『ツルビル』による高齢者へのクリスマスライブに参加した。今回は千早赤阪村をちょっとぶらついたときに地元中学校の元校長先生から教育の何たるかを聴いた話。 ▼前回の続き▼ genkaishuraku.hatenab…

限界集落の旅-千早赤阪村 二河原邊(にがらべ)集落編-名言のつるべ打ち-

前回の続き:千早赤阪村(中津原集落)で開催された高齢者主催のクリスマスパーティに参加した僕。パーティ後、村内の飲食店で出会った地域おこし協力隊の方に村内の二河原邊(にがらべ)集落のクリスマスパーティにも呼ばれ参加することになった。このクリス…

限界集落の旅-大阪府千早赤阪村編 かっこいいおばあちゃんに出会う-

前回の続き:2017年秋の深まる大阪府の千早赤阪村でエロ本を見つけた僕は地元議員さんの案内で千早赤阪村の村カフェで行われるクリスマスパーティに参加させてもらうことになった。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 目次 クリスマスパーティ…

限界集落の旅のようすをYouTubeで配信し始めました

「せっかく旅の写真や動画があるなら見たい」という仲間内でのご意見を頂戴し、 2018年の末頃から限界集落旅の動画をYouTubeに掲載し始めました。 群馬県南牧村編-其の1- 群馬県南牧村編-其の2- 滋賀県長浜町湖北今市の民泊「キシダハウス編」 福井県…

限界集落の旅-大阪府千早赤阪村編 道端でエロ本を見つけた-

前回の続き:京都府福知山市に行った2017年の秋ごろ「一冊の絵本のような村」というキャッチコピーがつけられた大阪府南河内地域の千早赤阪村に向かっていた。 ▼前回の記事▼ genkaishuraku.hatenablog.com 「一冊の絵本のような村」 大阪府の南部とは思…

限界集落の旅の寄り道-箕面温泉で謎の橋を渡る-

僕は実家のある大阪に帰省すると小学生の頃からの友達と温泉に行って下世話な話をするのが習慣になっている。 大体は箕面温泉スパーガーデンが岸辺にある極楽湯に行き、たまに新規開拓をしたりする(数年前、香川県へ年越し旅行をした際に宿泊した宿では、家…

限界集落の旅【2018年に心の支えになった格言・名言4選】

2019年を迎えたので今まで限界集落を旅して拝聴した名言・格言・珍言の中から、昨年、僕の心の支えになったものをまとめました。 2018年心の支えになった言葉(順位なし) 「30代で結果が出ると思うな。50,60代で結果が出ればいい」 「あの人…

限界集落の旅-インスタのメッセージで滋賀県の民泊オーナーから呼ばれた話-

最近の話:インスタグラムで旅の様子を配信していたら、滋賀県の民泊オーナーからメッセージが来た。せっかくだからその民泊に行ってみた。 【目次】 インスタで嬉しいメッセージが送られてきた 滋賀県の民泊「キシダハウス」に到着 オルゴナイトをつくろう …

ニュースで旅人関係の詐欺が取り上げられて何となく旅がしにくい

富田林脱走事件の犯人が日本一周しているサイクリストになりきったり、桑名正博の息子と名乗って日本を渡り歩いたりしている人など、最近、旅人詐欺とでもいうような出来事がニュースにとりあげられているため、集落巡りをしている訳の分からん訪問者である…

役所に「限界集落の場所」を問い合わせたときの反応

限界集落を巡るにあたって、色々と準備をした(このはなしは2017年当時の話で、この記事を書いている2018年12月1日にぼくは東京の西多摩に位置する檜原村でべろんべろんに飲んだくれながら書いたものの修正版です)。 「この集落をどうやって調べたんですか?…